カロラータの製品には、西澤孝が日本や世界で大自然のフィールドを歩き、自らの体で感じ取った、生物や自然に対する「熱い想い」が込められています。
社長 西澤孝は、少年時代に日本各地を毎週・毎月のように昆虫採集に走り回り、日本全国の蝶の生息地を探し求め、ほとんどの種類を採取したのは、中学・高校生のときでした。
その後、世界のもっと大きな自然の中で未知の蝶を探そうと、1971年、19才大学生の時に「中央アジア昆虫調査隊」に参加し、珍しい蝶の宝庫アフガニスタンを探検することとなります。
この時の調査では、幻の蝶と呼ばれ、氷河時代の落とし子とも呼ばれるアポロ蝶の仲間「アウトクラトール(Parnasseus Autocrator)」の生息地を35年ぶりに発見し、世界の好事家の間で話題となりました。

アルトクラトールの生息地バラコラン渓谷
世界の昆虫の宝庫で新種の蝶「カロラータ」の発見
その後、フィールドを熱帯雨林へと移し、特に「世界の昆虫の宝庫」と呼ばれるほど珍しい蝶が数多く生息していると言われる、西イリアン(西部ニューギニア)へは、1972年から77年までに、前後5年にわたりこの未知の領域へ挑戦・探検を繰り広げました。
ニューギニアは赤道直下でありながら、標高4,000メートル以上の高峰が約2,000キロメートル以上にわたって連なっており、面積は日本の約2倍もある世界で2番目に大きい小大陸ともいえる大きな島です。その面積の半分がインドネシア領で西イリアンと呼ばれています。
1974年、第二次西イリアン探検調査では、当時、幻の蝶と呼ばれた「ロスチャイルドトリバネアゲハ」を世界で約60年ぶりに再発見し写真に収めることに成功しました。
そして、アルファック山脈の標高約2,000メートル地点で、ついに、高地性ジャノメチョウの新種を発見し、「カロラータ(Platypthima Colorata)」と命名する栄誉に恵まれます。
数々の探検から得た物は、全くと言っていいほど人間の手が入っていないピュアな自然の空間や時間には、人間社会が作り出した物にはない不思議な魅力が満ちあふれていると言うことでした
「カロラータ」の想いは、自然が生み出した生物の姿や美しさを、手にとって触れ、その感動を感じ取って欲しいと言うことなのです。

上左:ロスチャイルドトリバネアゲハ、上中:チトヌストリバネアゲハ、上右:カロラータ
中央:西イリアンでの原住民と西澤
下左:アルファック山脈でチトヌスを待つ西澤、下右:中央高地イル地域の原住民